どれだけ原作に忠実かが重要なのだが、
原作の2巻くらいまでの部分を、キッチリ映像化していた。
結果としては、原作を意識しすぎて、
シーンとシーンの間が長過ぎたり、
情緒的なシーンが説明ぽくなってしまった。
90分で収まるところを、わざわざ引き延ばして
110分にしてしまった感じだ。
だが、そんな事もそれほど重要ではなく、
何より気になったのは、声優に関することだ。
チャプラ役の堺雅人やシッダルダ役の吉岡秀隆は良い。
ただ、チャプラの父スッドーダナ王を演じた観世清和の演技は、
ヒドイというものではない。
ただのセリフ棒読みのため、エモーショナルなシーンが、
全く感情移入できず、ただただチープな演技が気になって仕方ない。
さらに吉永小百合がチャプラの母親役なのだが、
ナレーションも兼任していて、母親の声とナレーションが同じトーンで
演技しているので、「何か意味があるのか?」と考えていたのだが、
本当にただの兼任してるだけだった・・・。
恐らくビッグネームの起用は、予算を確保するために、
とても重要なのであろうが、結果として作品のクオリティーを
下げてしまっているのは否めない。
とはいえ、戦闘シーンには観るべきところが多く、
意外にも生々しいスペクタクルになっていて、
チャプラがどんどんのし上がっていく様子が
勢い良く語られていて、気持ちよかった。
全3部作として制作されているので、
次回からはどんどん面白くなっていくはずなのだが、
期待していいのだろうか・・・。
ウエダでした。
今回は、私の好きな音楽「SKA」について書きたいと思います。
スキ過ぎて長くなりそうなので。。。
2回に分けてご紹介したいと思います。
本日は「歴史編」です。
日本で有名なSKAバンドといえば、、、
東京スカパラダイスオーケストラ
オレスカバンド
あたりじゃないでしょうか?
陽気で楽しく、ノリノリになれちゃう曲。
そしてホーン隊。
全てにおいてパーフェクト。
カッコいいんですっ☆
楽しいんですっ☆
SKAとは??
1960年前後にジャマイカで生まれた音楽スタイルで、
アメリカのR&Bやジャズの要素に影響を受けて成立しました。
豆知識
1966年ジャマイカは、記録的な猛暑に見舞われて
テンポの速いスカにバテてた聴衆がムリー!!
と言って生まれたのが「ロックステディ」や「レゲェ」なのです!
だから、レゲェはゆるゆるなのですっ☆
ロックステディーとは
スカの裏打ちを緩めた音楽で、ラブソングが多く、甘いメロディーが特徴。
レゲェの前身。(スカ→ロックステディー→レゲェ)
また、発祥にもいくつか諸説があります。
感度の悪いラジオだったため、ラジオ放送局からのジャズが飛び飛びで聞こえ
(2・4拍めが強調されて)、誤ってコピーされたという説。
当初ジャマイカでは階級によって、聴く音楽のジャンルが異なっており、
教師達が品行を正す意味合いも込め、ジャズ教育がなされました。
戦後はジャマイカの独立や、海外に普及させようというジャマイカ政府からの支持もあり、
独立を祝うものとしてスカは急速に広がっていきます。
SKAの陽気さは、こういった背景からきてるのですね~!
1969年頃にはスカは姿を消しますが、1980年頃イギリスで息を吹き替えします。
(当時イギリスには、ジャマイカの移民が結構暮らしていたのです。)
その頃イギリスでは、パンクが流行っていました。
(貧富の差が激しいぞ!と反体制的音楽)
移民のジャマイカの人も賛同し、スカにパンク風味を加えた
2TONE(←レーベルの名前)スカが生まれます。
ちなみに、
パンク好きは「パンクス」
スカ好きは「ルードボーイ」
と言われています。
スカと言ったら!
でイメージする白と黒の市松模様は2TONEの象徴であり、
黒人と白人同士の調和、協調だったんです。
人種差別が色濃い時代に、
白人と黒人が一緒に同じバンドに居るのは、珍しいことだったんですね。
…と今回は、ここまでです。
あー。
LIVEに行きたくなってきました…。
もうすぐフェスシーズン到来!!
今年も行けるとイイな~と思ってソワソワしている山崎でした。
わたくしがグラビティ・ワークスへ入社してからようやく一週間経ちました。
徐々に会社の雰囲気はわかってきましたが、肝心のお仕事に方はまだまだといった感じです。
諸先輩方を見習い、盗めるところは盗んでいきたいと思います(技術的な意味で)
…ということで、、
初回の投稿で慣れないMacの操作についてブログでまとめたいと意気込んでいたわけですが、書き出してみたら意外と記事にするほどの情報量にならなかったため、次回以降ある程度ネタが増えたらまとめようかと思います。。
と、なかなか迷走状態ですが、ネタがあつまるまでは個人のことなどを中心に、細々と続けていきたいと思います。
イズミ
はじめまして!
今週月曜の5/30入社。新人の和泉と申します。
まだまだ慣れない部分も多く、これから覚えていかなければならないことも沢山ありますが頑張ります…!
さて、こちらのブログですが、週一でアップしていくということですが、私、初回からなにもネタを用意できていませんでした…
強いて上げるならば、Winユーザーだった自分は現在の職場のMacに非常に苦戦しておりますので、
自分自身の備忘録も兼ねて、WinとMacの勝手の違い、ショートカットキーの違い等を一度まとめたいなと思っています。
そんなの基本中の基本だろうが!!!
…という内容になりそうで怖いですが、一旦こちらを中心に今後ブログを書いてみたいと思います。
みなさま今後とも宜しくお願い致します!
和泉
今回紹介する作品は、
恒川光太郎さんの「夜市」です。
なんか面白い本ない?
と聞かれたら、まずオススメする作品のひとつです。
この「夜市」は、第12回(2005年)日本ホラー小説大賞を受賞し、
第134回直木賞候補にもなりました。
しかも、恒川さんのデビュー作品です。
ホラー小説というジャンルに属していますが、ゾクゾクする怖さではなく、
「千と千尋の神隠し」のようなファンタジーっぽさのある作品です。
(ストーリー)
小学生の時に迷い込んだ夜市で「野球の才能」と引き換えに自分の弟を売った。
しかし、弟を売ってしまった事に罪悪感を抱き続け、弟を買い戻すため再び夜市を訪れる…。
現実には存在しないであろう世界にもかかわらず、
こんな世界が本当はあるのではないか?
と思わせるリアルさ。
イメージが鮮明に頭のなかに浮かび上がる描写が素晴らしいと感じる作品です。
幻想的で、妖しい
不思議な世界観。
恒川作品は、文章が簡潔で綺麗。
洗練された無駄のない文章+テンポにより、
読んでいて引っかかる感じが全くないのです。(←私的にはですが…)
グイグイ恒川ワールドに引き込まれ、
自分がその場に居て傍観しているような。
不思議な感覚に陥ります。
併録されている「風の古道」も「夜市」同様、不思議な世界に迷い込んでしまうお話です。
私は、どちらかというと「風の古道」の方が好きです。
子供の頃の感覚が蘇り、とても懐かしいのです。
不意に見つけた抜け道をドキドキしながら進んで行く感覚。
薄暗く暮れかかった景色を怖いと思った感覚。
道に迷い、家に戻れるだろうか?と不安になった感覚。
あのゾワゾワしたイヤーな感覚を思い出しました。
言葉から浮かんでくる風景も、古き良き日本。
奇麗な景色がパーっと頭の中に広がるのです。
どちらも80ページ程度と短いお話ですが、読み応え抜群です。
本当に綺麗な文章で、読みやすい作品だと思います。
気になった方は、是非一読してみて下さい。